双葉病院は患者を置いて「逃げて」などいません!

福島第1原発 双葉町民、三たび移転されました。

避難生活も長期化すると思われますので、
これからが本当に大変になる事だろうとお察しする次第です。



双葉町と言えば

東北関東大震災の時に、患者を置き去りにした院長の事が報道されました。

友人に医療関係者がいるので、
災害の場合の対処としてはどうなのかしらと聞いてみました。

彼女は、

「火事などの事故や災害に備えて訓練をしています。
けれども、現実に災害が起きた場合エレベーターが使えない。
すると、タンかに患者を乗せて6人で一人を運ぶのです。」

「6人?」

「階段の上り下りが有るので4人では無理なんです。
6人でやらなきゃいけないし、上りだと更に大変。
その時は、諦めるしかないんじゃないかしらcrying

と言うのです。


それでは、今回の地震津波の大震災の上、
原発事故で緊急避難することになった場合
果たしてどれだけの事が出来るのかしらsign02



本当に意図的に患者を置き去りにしたのかしらsign02



きっとパニックの状態になったでしょうから
その時にどの様な対処をしたのかしらsign02

等と考えていましたら

例の双葉病院の医師の書き込みをコピペしました。


と言うのを見つけました。

****************************************************

以下は双葉病院の医師の書き込みのコピペ。

ソースはM3 Doctors Community
(医師しか入れないサイトですが、医師免許登録確認まで行なっている信頼のおけるサイトです)。Twitter上の現地の人々との内容とも合致しています。

----------
私は今話題になっている双葉病院の医師です。
私自身避難先の病院にいますが、
やっとこの掲示板を読み書きする余裕ができました。
とりあえず私が経験したり院長から直接聞いた情報を書きます。
賛成も反対も要りません。
皆様に事実を知っていただきたいと思います。

双葉病院は350床の精神科病院ですが、
地域の認知症の患者さんを多数受け入れており、
約半数が老人で寝たきりも多く、
TPNの患者さんがが20数名、経管栄養が30名以上いました。

3/11の地震直後に電気・ガス・水道は止まったものの、
病院の建物は無事で、職員・患者さんに全く怪我はありませんでした。
海岸から離れているため、津波の被害も全くあ りませんでした。
地震当日は帰宅困難な職員が泊り込み、
救援物資が届くまで食事や経管栄養の回数を減らす、
点滴速度を下げるなどの対応で凌ぐことにしました。

しかし翌日、
原発事故のため第1原発から2キロだった避難指示が10キロになり、
病院が避難エリアに入ってしまいました。
このまま病院に留まっていても避難エリア内の
ライフラインの復活や救援物資は全く期待できないため、
大熊町に避難のバスを依頼しました
(大熊町はバスを依頼するまで
病院の職員と患者さんが残っていることを知りませんでし た)。

町から大型バス5台が来たため、
自力で歩ける患者さんを中心に
209名の患者さんと私を含め数十名の職員が
5台のバスと数台の病院の車に乗って、
数日分の薬と非常食を積んで大急ぎで避難しました
(避難したのは最初の爆発の2時間前でした)。

この時は一時的な避難で、
病院に数日以内に帰ると思っていました。
私たちの出発時に院長は病院に間違 いなく残っていました。

最初に避難した209名の患者さんと職員は
三春町の避難所(学校の体育館)で一泊し、
翌13日にいわき市にある関連病院にバスで避難しました
(2名の患者さんは避難所で家 族に引き渡しました)。

いわき市に避難した患者さんは、
多くの病院の先生方のご協力を得て、
殆どの患者さんが1人も亡くなることも病気が悪化することもなく
茨城、埼玉、東 京、山梨、神奈川の病院に
無事入院させていただくことができました
(茨城と山梨の先生方はバスをチャーターして迎えに来ていただきました)。

また、患者さんを連れて各病院をバスで回ると、
「空のバスで帰るのはもったいない」
といってたくさんの支援物資を乗せて頂きました。
ダンボールに書かれた
「ガンバレ!」
と いうメッセージを見て涙が出るほど嬉しかったです。

さて、病院に残った院長と数名のスタッフは、
1回目の水素爆発の後も電気も水道も通信手段もない
(携帯も公衆電話も不通)
病院で点滴やオムツの交換をしつつ次の救援を待っていたそうです。

自衛隊の救援が来たのは、丸2日後の3/14の午前で、
近くの老健の入所者98名と双葉病院の寝たきりの患者さん30名を
バス8台で連れて行きました。
その後院長を含む4 名が警察官と共に次の救援を待っている間に
3回目の水素爆発があり、3/15午前1時に警察の車で強制的に
川内村まで避難させられたそうです。

院長一行は川内村から再び病院に戻ろうとしましたが、
避難指示のエリアということで戻ることは許可されず、
1回目とは別の自衛隊員だけで
最後まで残された90数名の患者さ んを避難させたそうです。

自衛隊によって避難させられた患者さんは、
名前も病名もわからない状態で医療機関や施設に収容され、
中には亡くなった患者さんもおり、
各病院の先 生方にはご迷惑をおかけし、
大変申し訳なく残念に思っております。

以上の経過の通り、
患者さんが全員避難するまで
院長は病院に留まろうとしていたのにもかかわらず、
強制的に警察に退避させられたのです。
間違っても患者さんを置いて「逃げた」わけではないのです。

おそらく最後に患者さんを避難させた自衛隊員の報告を聞いた
県の担当者が、何の裏づけも取らず

「なぜ入院患者だけがいたか、現段階では分からない。
避難する中で混乱が起き ることはあるが、
もし高齢者だけを置いて避難したとしたら許せない」

と発言し、新聞が横並びに報道したものと思われます。
後になって県は訂正しましたが、
果たしてどれほどの人がこの訂正を知っているでしょうか?

今回の地震では、殆どの病院スタッフが被災しています。
家を流されたり家族の安否がわからない状態で
患者さんたちと共に避難しサポートをしている中で、
病院と院長の名誉を傷つけ、
私たちの心を踏みにじるようなコメントを
軽々に発した福島県を絶対に許すことができません。

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
______________________________

これに対して、日刊ゲンダイの記事は、

http://gendai.net/articles/view/syakai/129512

入院患者をカネを稼ぐためのモノ扱い

という題で3月19日付けで記事にしています。


「彼らは病院に殺されたのも同然ではないか」

 福島原発から近距離にある双葉病院の入院者146人が取り残され、
そのうちの21人が死亡したことで、退避住民からこんな声が噴出している。

 福島県によると、
自衛隊が自力で避難できない146人の救出に当たったのは、
14日から15日にかけての3回。
1度目の救出時、病院にとどまっていた職員は院長を含め、わずか3人。
2度目の救出時には、「自衛隊を迎えに行っていた」と主張する院長を除き、
職員全員が入院者を見捨て、逃げ出していたのだ。

「しかも、必ずしなければならない医療的な引き継ぎをせず、
患者に付き添う医師、看護師も一人としていなかった。
院長や副院長に至っては、自宅に戻っています。
退避先で懸命の医療活動を続けている医師も、
『助けようにも、名前や病名さえ分からず、対処のしようがない』
とお手上げ状態でした」(現地の記者)


 双葉病院は単科の精神科病院。
地元の医療関係者によると、その実態は劣悪そのものだという。

「さすがに暴力行為はないが、
入院者約340人のうちの半数、開放病棟にいる患者のほとんどが、入
院の必要のない人たちばかり。
30年、40年と長期入院中の者ばかりだが、
これはこの病院が経営維持のため彼らを"固定資産化"してきたからだ。
しかも、閉鎖病棟だけでなく、開放病棟まで鍵によって終日管理し、
入院者を外に出さない。
拘禁態勢を敷くことで、人件費を浮かせていたとしか考えられない」

 特に閉鎖老人病棟の入院者は、寝かされたままなので、
みんな体力的に衰弱していたという。とんでもない病院があったものだ。

==========================

とありました。違いが有りすぎます。

私は、双葉病院の実態を知りませんが、
もしも、前述の医師の書き込みが事実なら
あまりにも酷すぎる。

名誉毀損で訴えられても仕方のない報道です。


福島県は訂正したそうですが
訂正したからと言って許される事では在りません。


福島県が訂正したと言う事は、事実誤謬があった事に他なりません。
県の発言を元に書かれた日刊ゲンダイの報道が間違っている事にもなります。

報道したマスコミも許しがたいです。

責めて責めて大々的に報道して、それがたとえ事実と違っていても
訂正報道と言うのは、えてして人目に触れないようにコソッとするものです。


その証拠に、私は、福島県が訂正したと言う記事を知りません。

マスコミの報道を鵜呑みにする事をせず、
真実を見抜く力をつけなくてはならないと思いました。

お互い気をつけましょうね!


中国産キャベツは特別扱い

3/29上海からキャベツ285トン緊急輸入されました。

加工工場は上海星輝野菜有限公司、
所在地の奉賢区検験検疫局は特別扱いで検査を速やかに通したそうです。

http://jp.eastday.com/node2/home/xw/sh/userobject1ai58563.html


 でも

  ・
  ・
  ・

本当に安全なのかしらsign02



我が家では、中国産のお野菜は購入しません。
加工地が中国産というのも避けています。



中国のお野菜って、中国人でさえ敬遠しているんですよね。
そういえば毒入り餃子事件もスッキリしない終わり方でした。

そんな中国から、輸入しなくてはならないほど
キャベツは不足しているのかしら?



「災害支援でお野菜を送りたい

と申し出た国に対しては断っているのに



特別扱いで検査を速やかに通すのって筋が通りません。
日本の政府は一体何を考えているのでしょう。

ちなみに今回のキャベツに関して調べた所

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

奉賢区で飼料を食べた30分後に100頭以上の豚が嘔吐、痙攣を起こし死ぬ
  ↓
原因見解明
  ↓
中国国内で奉賢区の食材が敬遠される
(売れなくなって困った)
  ↓
日本の震災にかこつけて
緊急という名のもとに碌な検査を行わず日本向けに輸出
(検査なし?で売れた)
  ↓
  ↓  緊急という名のもとに「碌な検査を行わずに受け入れ」
  ↓  JETROで昨年11月に出された情報では
  ↓  キャベツは過去にクロルピリホスが検出された事から
  ↓  全ロットについて検査命令が出されている危険野菜代表選手。

  ↓
  ↓
という流れらしいそうですよ!

一方、日本食材の放射能汚染が心配される中、
中国の日本食店で使用されていた「安全な日本の食材」の多くが、
実は「危険な中国産食材」であったことを告白中だそうです。

これはほんの一例ですが、
お金の為には、嘘も平気でつける人たちなのだと実感します。
この様な事がまかり通ると
中国のみならず中国の国民性にも
不信感を持つ方も増えるのではないかと思います。

勿論、全ての中国人がそうではないと思いますが、
中国人や中国製品の概ねが信用できないと判断してしまいます。

もしかすると、善良で真面目な中国人の方がいても
前面に出て来れない体制なのかもしれませんね。

詳しくは下記ブログをご覧ください。

 

「安重根東洋平和祈願碑」除幕式

「安重根を愛する日本人の集まり」の会員100余人が、
安重根(アン・ジュングン)義士殉国101周年を翌日に控えた25日、
日本佐賀県の無量寺で「安重根東洋平和祈願碑」の除幕式を開いた。



「安重根を愛する日本人の集まり」
は、
安義士の東洋平和思想に感動を受けた日本人が
昨年12月、自発的に結成した。
日本の民間人が安義士の記念碑を設置したのは今回が初めて。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=138524&servcode=A00&sectcode=A10


と中央日報で報道されていました。




「安重根」は伊藤博文を暗殺した人ですね。
私も、社会で習いました。
そこで、「安重根」を調べていた所、
安重根の伊藤博文暗殺理由を載せているサイトを見つけました。

http://www.tamanegiya.com/annjyunnkonnbakatyousenn.html



ところで、
自国の宰相を思い込みで暗殺した人間を
日本人が愛するでしょうかsign02


「安重根を愛する日本人の集まり」



と言うのは、腑に落ちません。
本当に日本人なのでしょうかしらねぇconfident



ところで、
伊藤博文は、日韓併合反対派だったのですよね。



伊藤博文を殺害すれば流れは日韓併合へと向かうのですから、
「安重根はなんて事をしてくれたんだ」と韓国人は思うはずですが・・・?



不思議な事に英雄扱いしているようです。切手にもなっていますし・・・sign02
結局韓国では日本人を殺せば英雄になれると言う事なのでしょうかsign02



「安重根東洋平和祈願碑」除幕式にかんして

「まさか、右翼と呼ばないで!」
http://politiceconomy.blog28.fc2.com/blog-entry-1043.html

というブログに詳しく書いてありましたのでどうぞお読み下さい。

なお、「安重根東洋平和祈願碑」が立てられたのは

●無量寺

〒 : 849-0911 

住所: 佐賀県佐賀市兵庫町大字若宮若宮1970-2
TEL : 0952-98-2911

「日本に恩返しがしたい!」と言ってくださる諸外国に対する日本政府の対応

 【シンガポール=青木伸行】
日本に対する諸外国からの善意と支援の一部が行き場を失っている。
混乱の中で日本側の受け入れ態勢に不備があるのみならず、
食品安全基準などが大きな障害になっているようだ。
「日本に恩返しをしたい」という各国の思いが宙に浮く格好となっている。

 東南アジアのある国は、毛布を数万枚送ると申し出た。

だが、日本政府はサイズ(80センチ×80センチ)を指定し、
送られる予定の毛布が20センチほど「規格」に合わないとわかると、
受け入れに強い難色を示した。
「規格外」の毛布は、すったもんだの末にようやく日本に届けられた。



日本政府から救助犬の派遣を真っ先に要請され、
それに応じて送り出そうとした矢先に「待った」をかけられたケースもある。



その際の説明は「空港での検疫に1カ月かかる。
1週間に短縮できるが、救助犬をその間管理できない」
(支援を申し出た国の高官)だった。
結局、この国の救助犬が日本の地を踏むことはなかった。



コメ数万トンの援助を事実上、断られた例もある。



送る予定のコメは日本人の口には合わないだろうと、
もち米を交ぜる工夫も施されていた。
しかし日本政府は「国内に余剰米がある」と回答。
すでに空輸準備が終わっていた一部を除き、
日本には届けられなかった。



食料品を送ろうとして
「食品安全基準のチェックがされていない。
 日本語の表示ラベルもない」と、拒否された例もある。

 日本側には支援を受け入れても保管場所の確保や、
被災地への輸送がままならないという事情もある。

 だが、
日本からはいろいろな支援を受けてきたので、
その恩返しをしたい。

受け入れ側の事情も理解しており、
不必要なものを送るつもりもない。
それでも日本政府の対応は首をかしげる

(東南アジア筋)という声は小さくない。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110324/asi11032417390002-n1.htm

という記事を読んで政府の対応に憤りを禁じえません。


インドネシアでも日本の復興を祈り手形で日の丸を作ったり
日本の復興支援のTシャツやマグカップなど等
「日本に恩返しをしたい」との思いからです。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110327/asi11032716180002-n1.htm



日本が未曾有の大災害に世界中から

「日本に恩返しがしたい」

という思いが届けられている事に

国民の一人として感謝の気持ちで一杯です。


それなのに、
人の好意を無にする様な政府の対応はあんまりです(#`Д´)
断るには断る理由が有る筈ですが、
断るにしても断り方があろうと言うものです。


どんな事故や災害でも、3日を生存の目安にしています。

ですから、
如何に迅速な初動体制を整えるかに
人命がかかっている事は周知のはずです。

ですから、
何とかして手段方法を模索し実行する責任が政府には有ります。

道路がダメなら、海から。

海がだめなら、沖の空母を基地にし
ヘリコプターで物資や支援の人々を送り届ければ良いのです。
空母には、医療設備等が整っているのですから、
けが人や病人はそちらで治療してもらえば良いのです。


ヘリコプターの発着できる場所は限られていてもない事はありません。
そうそう、菅総理はヘリコプターで現地入りしましたよね。
それでなくても大変な時にわざわざ・・・・。
パフォーマンスかどうか知れませんが・・・・。


何日かたって某TV局がヘリコプターで現地入りをしていましたが、
その番組の中でも
「政府はどうしてヘリコプターを使って物資を届けないのか。
 民間でもヘリコプターで入れるのに・・・。」

とあまりの惨状に声を詰まらせていました。


今回の災害は人災だと言われる所以でも有るわけですね。


そういえば、
ロシアの原子力関係者が支援の為に来日する時に
新潟空港に離着枠がないという事で数日足止めされました



・・・ご存知ですか?

けれども、
原発の事故の処理の応援に来て下さる方の為の離発着枠はなくても
中国に向かう飛行機は何機も離発着していたのですよ

原発事故と言う日本人の命に関る重大な事故処理の為には時間が勝負です。
時間が勝負の事故の対応の為にわざわざ来日して下さる方よりも
放射能が怖いからと、我先に中国に帰ろうとする人々と
どちらを優先しなければならないのかは明白です。



政府にしても、東京電力にしても
本当に被災している日本人を一人でも助けようとしているのかしら?


と疑いの念を持ってしまいませんか?


もしかすると
向き合っているのは日本人ではないのかも・・・sign02

と思うのは私だけではないと思います。

自衛隊の献身的な活動 救出した数19400人

有事の際、真っ先に戦場に行かなければならない自衛官は、
実は最も戦争を避けたいと考えているのではないかと思います。

けれども、一部の心ない人々は、彼らを好戦的であると言い、
その存在すら否定しようとしています。

特に社会党や共産党の人は、自衛隊を否定的に言ってきました。
現政権与党の仙谷氏が「自衛隊は暴力装置」と発言した事も記憶に新しいですね。

「自衛隊はいらない」とかっていた政治家達は
自衛隊のこの様な活躍をどう考えるのでしょうか?
 
 今回の震災での自衛隊の救助人数は、
 16日までに19400人ということです。
 収容した遺体の数は27日までに4150体です。


 遺体を収容するのに担架が足りない。
 場合によっては背中に担いで遺体安置所まで運んでいます。


 一日24時間の内わずか3時間ほどの休憩。
 被災地で炊き出しをした際、
 暖かいご飯を自衛隊員は絶対食べないそうです。
 暖かい食事は被災者の方にと
 缶詰の冷たいご飯を食べているのだそうです。

 被災地の人用にお風呂を用意しても
 自衛隊員は入りません。

 暖房用の灯油も被災者の方に回して
 自衛隊の方は体を寄せ合って
 夜の寒さを凌いでいるのだそうです。

 そして出来るすべての事をやったら
 ひっそりと帰るのだそうです。

 これが、日本の自衛隊です。

「救った人の数が世界で一番多い」

のが自衛隊だと言う事をご存知でしょうか?


自衛隊は外国の軍隊と違い

「人を殺す為の組織ではない」

事がこの事でも証明されているのです。

けれども、自衛隊が前述の様に否定的に扱われるであろう事は
吉田茂首相はお分かりだったのです。


そこで、
昭和32年2月、防衛大学校の第一回卒業式で
吉田茂首相が卒業生に話された事を紹介します。


「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、
歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。
きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。

しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、
外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、
国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。

言葉を換えれば、
君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい」


まさにその言葉通りではないでしょうか。


自衛隊に反対しているからと言って災害の時に
自衛隊の救いの手を跳ね除けるでしょうか?

たとえ、自衛隊に反対している人でも
自衛隊の方の差し出された救いの手を握ると思います。

もしかすると、「咽もと過ぎれば熱さ忘れる」の諺どおり
恩を仇で返す人もいるのかもしれません。


それでも、自衛隊の方は、救助の際に

「社会党支持ですか?」
「共産党支持ですか?」
「自衛隊を支持しますか?」

等と聞いたりはしません。
様々な主義主張を持ち、それがたとえ自衛隊に否定的であっても
分け隔てなく救いの手を伸べてくれるのです。


昭和57年の長崎の大水害の時、年配の方が

「日頃は、自衛隊反対と言っているくせに
困った時だけ自衛隊自衛隊と言って自衛隊をこき使い、
そのくせ自衛隊の支援の仕方がああじゃこうじゃと文句を言う。
助ける時に自衛隊支持かどうか聞いて
それから助けるかどうか決めればいいんじゃ\(*`∧´)/」

と言っていたのを思い出しました。

勿論、自衛隊は大きな組織ですから、色々な人が勤務しており、
その点は一般の会社とその点では何ら変わりません。
優れた人材もそうでない人もあり、時には間違いを犯す人もいます。

そのような悪い点だけをことさら取り上げて、
自衛隊の存在そのものを否定する短絡的な思考には、
陥りたくないものだと思います。

常識でものを考え、基本的な知識さえあれば、
私たちのために日々黙々と訓練している自衛官の皆さんを、
自然に尊敬出来ると思います。

自衛隊の方々の活動の様子を伝えた記事がありましたので紹介します。
何と頼もしく男らしい。sign01
日本男児は絶滅してはいなかった事に感激しています。

*********************************************

 東日本大震災での自衛隊による被災者支援活動は
「最後の砦(とりで)」である。
隊員はその重みを感じながら黙々と働くが、
肉体的、精神的疲労は日ごとに増す。
身内に犠牲が出てもわが身を顧みず、
被災地にとどまる隊員も多い。
実績を声高に誇ることもなく、
黙して語らぬ隊員の思いと労苦を
隊員同士のメールや写真から検証した。
(半沢尚久、《》はメールの文面、写真は陸上自衛隊提供)

 ■車座で痛みを共有

《海には数メートルおきにご遺体が浮いている》
《幼い亡骸(なきがら)を目にすると、わが子とダブってたまらない》

地震に津波の被害が重なった大震災。
遺体収容も自衛隊の重要な任務のひとつで
27日までに4150体を収容した。
写真は宮城県山元町で冷たい水に膝までつかりながら
遺体を囲み手を合わせる隊員を写し出す。

日常的に遺体を扱う警察官と違い、慣れているわけではない。
とりわけ、海に流された遺体と対面するのはつらい作業だという。

《流木にはさまれ、両手をあげていた。最後まで救助を信じていたように...》

凄惨(せいさん)な現場は、隊員の心を消耗させ、
無力感さえ抱かせかねない。
そのために陸上自衛隊はメンタルヘルスを重視し、
夜ごと隊員を10人ほどの班に分け、
車座になって一日を振り返る時間をつくった。
陸自隊員は
「仲間と苦しみ、痛みを共有できれば気力がわいてくる」と打ち明ける。

続きは
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110327/plc11032720480012-n1.htm

東日本大震災の募金について

日本ユニセフはHPで
http://www.unicef.or.jp/osirase/back2011/1103_12.htm

「必要資金を上回るご協力をいただいた場合には、
ユニセフが実施する他国・地域での紛争・自然災害などによる
緊急・復興支援に活用させていただくことがある」

と明記されていました。

私は、それを知って驚き、ある会でその事を伝えました。


すると、口々に
「今回の災害に寄付したのに何で他にまわすのpout


「今回の災害は、いくらお金があっても足りる訳がないじゃないのangryangry


「夫々の会は全国組織があるのだから
 ユニセフに送るんじゃなくて
 夫々の会を通して直接送った方がいいわよsign03」 


など等、様々な不満や憤りの声が上がりました。


きっと、ネットの方でも色々な発言があったのでしょう。
日本ユニセフで文言の修正が入っていました。

日本ユニセフのHPの説明を紹介します。

*********************************************

※「東日本大震災緊急募金」は、
通常、開発途上国の子どもたちのためにお寄せいただく
ユニセフ募金の口座(会計)とは異なる、
特別の口座(会計)で受付け・管理させていただいております。

また、
開発途上国を使途としたユニセフ緊急募金に適用される
「必要資金を上回るご協力をいただいた場合には、
ユニセフが実施する他国・地域での紛争・自然災害などによる
緊急・復興支援に活用させていただくことがある」

とするご案内を緊急募金告知に付記するというユニセフ本部の方針は、
今回の東日本大震災緊急募金には適用しないことが、3月24日決定されました。
多くのみなさまに、
ご不信の念を抱かせてしまいましたことを、深くお詫び申し上げます。

*********************************************

ところが、その話の続きで

「赤十字では、募金の3割は必要経費として取るのよ」

と聞いて、
「えっsign02募金金額の全てを被災者の為に使うんじゃないの(・_・)エッ....?」


「知らなかったの?前からよ。
 だって人件費など色々経費がかかるじゃないの」


「災害の時はそういった組織の稼ぎ時かもね。」


「誰々からいくら貰って、どの様に使ったっていう
 収支決算って聞いたことないでしょ。
 勿論、それなりの事は表に出しているけれども
 全部が全部表に出す明朗会計と言う訳がないじゃないの(`ε´)」


と聞いて、またまたビックリ
wobbly


地元の大分合同新聞はhttp://www.oita-press.co.jp/
募金した方の名前と金額を新聞に載せています。
勿論、匿名もOKです。


「自分の募金した事が明確になるから、
振り込み料がかかっても大分合同新聞を通して募金するの。」

と言っていた女性の言葉に妙に納得してしまいました。




政府の中国礼賛その2 中国と韓国の救助隊だけ国賓待遇

『国賓待遇の救助隊』って...

中韓をなぜ特別扱いするのでしょうか?
 

東日本大震災の被災者を救出するため、

世界各国から緊急救助隊が駆け付けてくれていますが、
なぜか、中国と韓国の救助隊だけを
外務副大臣が空港で出迎えていたことが分かりましたね。

この事実は、菅政権の特異な感覚が明らかになった事と言えましょう。

韓国の救助隊(5人)は12日、
中国の救助隊(15人)は13日に羽田空港に到着。


それぞれ、
高橋千秋副大臣と伴野豊副大臣が出迎えたといいます。



同盟国であり、空母ロナルド・レーガンや多くの在日米軍を動員、
約150人もの大救助隊を派遣した米国をはじめ、
英国(63人)、シンガポール(5人)など
世界各国から救助隊は駆け付けていますが、
副大臣が出迎えたのは中韓2国だけです。



菅政権は、
韓国に一方的に古書を引き渡すことを約束したり、
尖閣沖での中国漁船衝突事件の映像を隠蔽するなど、
中韓2国を優遇する姿勢が目立ちます。


日本史上最大の大震災で閣僚クラスは大忙しの筈なのに、
なぜ、そこまで特別扱いするのでしょうか!


呆れてものも言えません。
善意から手を差し伸べてくれた人達に対して、
扱いに差を設けるなんて・・・。

他の国に失礼だと思わないのでしょうか?

そういえば、3月12日

馬英九総統が訪台中の海部俊樹元首相に緊急電話し、
 
 「東日本大地震の緊急援助金として
   1億台湾元(2億8000万円)を贈ると同時に、
   重大災害に哀悼と慰問の意を表明した」


と発表しましたね。

何故か、その時に政府は断っています。



後に援助の申し出を受けましたが、

援助を断った政府の対応に海部元総理も
残念がっていらっしゃいましたね。

確か、その頃表明した中国の義捐金は1500万円でしたよねぇdespair


3月22日現在では、
台湾からの義捐金は40億円を突破しているそうですよ。
本当に有難いですね。

さて、早いもので災害から半月経ちました。

物流も改善され少しずつもとの生活に
戻っている方もいらっしゃいますが


大きな被害を受け避難所にいる被災者の方は、
これからの生活に対しての不安も大きい事と思います。
けれども、
くじけたらお終いです。頑張るしかありません。

   
全国の人が少しでもお役に立ちたいと頑張っています。
どうか夢を失わないで下さい。m(_ _)m

また、政府や政党に意見や要望を出すのも
支援の一つではないかと思いましたので記載いたしました。


各府省への政策に関する意見・要望
https://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose
自民党への意見
http://www.jimin.jp/jimin/goiken/index.html
たちあがれ日本に対するご意見・ご要望
https://www.tachiagare.jp/contact.php
民主党への意見
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東京電力も政府も中国礼賛?

福島第一原発4号機を冷却するため、
中国の会社が62メートルのアームを持つ
巨大ポンプ車を東京電力に提供することになったと
中国メディアが伝えました。


中国メディアによると、この巨大なポンプ車は1台約8500万円で、
東京電力が「購入したい」と湖南省の会社に要請しました。
しかし、要請を受けた会社は、
無料で提供することを決めたということです。


現在、ポンプ車は上海の港にあり、
22日に大阪に向けて船で運ばれます。
大阪からは陸路で福島第一原発を目指します。


コンクリートポンプ車は、主に建設 現場で使われ、
高いところにコンクリートを送るための装置がついた車で、
福島第一原発では4号機の冷却作業を行う予定だということです。



ところが、既に三重県四日市市にある「中央建設」の方が
http://www.chuo-groups.co.jp/

17日に行われた、自衛隊ヘリコプターによる
福島原発3号機への水投下の映像をご覧になって


「あれを見ていたら、効果は薄いと思った。
うちのポンプ車を使えばもっと効率よく水を入れられると思った」


と、被災地への提供を決意され、
同日中に、
長谷川員典社長が速やかに東京電力に連絡されたそうです。


ところが、



東京電力にはすげなく"門前払い"されてしまい

やむなく同日夜、地元選出の国会議員を通じ、
政府に提供を申し入れたとの事。


しかしながら、政府からもいまだ返答はなく、
せっかくの善意と"即戦力"が
宙に浮いた形になっているのだと言うのです。


作業に必要となる熟練のオペレーターも、
被ばくの可能性もある中で、
2名の方が「覚悟はできている」と了承しているそうです。


既にポンプ車の可動テストも終えており、
全国の同業者からも協力は惜しまないという
電話も寄せられているというのです。


この様に提供側の準備は万端整っているにも拘らず
出動許可が下りない状況といいます。


何故、東京電力も政府も
この有難い申し出を快く受けないのでしょうかsign02


何故、東京電力は、この有難い申し出を無碍にして
中国に一台8500万円(中国製)もするという
ポンプ車を購入しようとするのでしょうかsign02

(今回は無償提供すると言う事ですが、
 その見返りに何を要求してくるか分かりませんよ。)


一日も早い対応を必要とされている時でさえ
日数のかかる中国のポンプ車を求め、
即戦力になる日本にある
ドイツ製のポンプ車を要請しないのは何故でしょうかsign02


東京電力と政府の対応の仕方は
被害に遭っている国民の事を考えていての事だろうか疑問に思います。

 

最終的には
3月22日の午後5時17分から
同社は活動を始めた事をお知らせしておきますね。


政府が国民に向いて政治を執り行っていないのであれば
当然、民主党議員の皆様も
県民や市民に向き合って政治を執り行わないのは
至極当然の事かも知れませんね。



統一地方選挙のが始まっていますが
よく考えて、大事な一票を投じなければ・・・と思うのです。


参考になるブログを紹介しておきますね。
http://zoomxx.blog9.fc2.com/blog-entry-2703.html