とてもお世話になった方がお亡くなりになりました。
入退をされていると聞き及び、お見舞いに伺いたいとご家族の方に申し上げても、
「元来、カッコカマンなので、入院している姿を人に見せたくないんです。
ですから、どなたのお見舞いもお断りしているんです。ごめんなさい。」
と言われ、お見舞いにも伺えずにいました。
バレンタインデーの時も、
「丁度、風邪を引いたので、家にいるよりも病院の方が安心だからと入院したのだ。」と、
ご本人からで聞き、バレンタインデーのも、
ご自宅に伺い、奥様にお渡ししたような事でした。
今年の、お中元は、 を差し上げようと、
山形の佐藤錦を予約しています。
お中元の が届いたら、それを、病室に届けよう
なら、口に気軽に運べるだろうし、
その時には、絶対お顔を拝見するの
と、私の家族に言っていました。
まさか。そこまで悪くなっていただなんて・・・。
ご存命の時に、改めてお礼を申し述べたかったのに・・・。
悔やまれてなりません。
誰あろうこの方こそが、
「市議になったら・・。」
と私に勧め、
逡巡している私の背中を押してくださった方だったのです。
遺体を荼毘にふす為に、自宅から出発し、その方の経営される会社の前を通り、
経営する曳船が着岸している港を通って行かれました。
船の汽笛が、とても悲しく寂しく響き渡りました。
その音を聞くと、自然に涙がこみ上げてきました。
明日は、お葬式に参列させていただき、最後のお別れをしてまいります。
コメント