大分盲導犬協会設立30 周年記念のつどい】に参加しています。

周年記念のつどい】に参加しています。
今日は、【大分盲導犬協会設立30周年記念のつどい】

に参加させて頂いています。


私のお琴の先生である今は亡き菊山覚自こと片山覚自先生が、

ご自身が自覚障害者でありながら盲導犬協会を設立されたものです。


片山先生自ら会長にも就任されていました。
視覚障害者が会長を務める事は当時とても珍しかったそうです。

菊山先生は、盲導犬を導入する資金調達の為に、
お琴の先生方にお声をかけて、

盲導犬チャリティー箏曲演奏会

を始められました。


その演奏会は、片山覚自先生が逝去された後も続きましたが、
今年の演奏会で30回続きました。


30回を節目として、
盲導犬チャリティー箏曲演奏会は今年で終了しました。


この間に55頭の盲導犬が大分県内に導入されました。


片山覚自先生は、最後まで盲導犬を貸与される事は有りませんでした。

ご自身の為ではなく、視覚障害者の為に奔走された事に心から尊敬の念を抱きます。

30年の間、毎年続ける事は如何に大変だった事か想像に余りあります。


その間のご苦労の一端を菊園美智子先生が、記念講演でお話しして下さいました。


お話しを聞いて、意義ある演奏会の最後の演奏会。

その取りを、菊山覚自先生の弟子の私達が務めさせて頂きました事は縁を感ぜずにはおれません。



私達が最後の演奏会で弾いた曲は

野村正峰作曲【八重垣】です。

黒の地色の着物に揃え、各パート一名で演奏しました。


それを見て、

演奏会を始められた故菊山覚自先生に敬意を込めているのでしょう!」

と言って下さった方がいたのですが、

黒地の着物で揃えた私達の思いをお判りになるのも成る程と思いました。

盲導犬は、本当にお利口さんです。もっと社会に受け入れられると良いですね。

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