6月6日(日)に別府のビーコンプラザで、菊秀会の主催で行われました。
13:00~16:00まで開催されました。
プログラムは
第1部
1. 菊花繚乱
2. 夕空
3. 夏景色
4. 八段の調べ
第2部
5. 秋の風土記
6. 都十二月
7. つる女房 - 朗読 -
8. お山の恋話 新作
第3部
9. 明日へ
10. 夢絃'98
11. 箏四重奏 まほら
新作の【お山の恋話】は、平成21年4月に作曲され、今回が初演となります。
地元の民話を元に、地歌の作もの風に仕上げていて、
お箏や三絃をしていない人でも、地歌を知らない人でも、楽しめた事と思います。
サルや蛙の鳴き声。風の音を擬音化したり、
語り口調を取り入れたりしていて、聴いていて楽しかったです。
きっと弾いている人も楽しかったのではないかと思いました。
蛙の爺様が、蛙や野うさぎ、お猿さん達に
『鶴見山をめぐっての由布の山と祖母の山の恋のさや当て』
の言い伝えを話して聞かせるという内容です。
邦楽は、チョッと敷居が高いと感じている方もいらっしゃるようですが、
私達日本人の血には、間違いなく邦楽に親しんできたDNAが入っています。
ですから、聴けば、何となく、肌に合うものを大なり小なり感じるはずです。
お近くで、邦楽の演奏会がありましたら、是非、聴きに行って下さい。
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