10月23日に米寿のお祝いをした時のアルバムがやっと完成しました!
約400枚の写真の中から158枚をアルバムに使いました。
PCに写真を取り込んだ時に、数の多さに・・・どうしよう・・・
まず、
第一段階は、一枚一枚を見て取捨選択し200枚ほどに絞る事。
第二段階は、ストーリーを整理する事。
第三段階は、ストーリーに沿って、写真を選びページを作る事。
第四段階は、修正。
第五段階は、クリアーファイルに差し込む。
第六段階は、添え状を作成。
第七段階は、贈呈・発送。
という作業のながれですが、
もともと、私はPCは苦手な方ですし、
画像処理などした事がありません。
けれども、お箏と三絃の師匠の米寿祝いですから、
先生はじめ、出席して下さった皆様に喜んで頂きたいと、
姉に習いながら、作ったのです。
なにしろ、ストーリーがありますし、
その祝宴の状況は私でなければ分かりませんので
兎にも角にも、ベースを私が作らない事には前に進みません。
私が作った原稿に姉が手を入れ、修正し、
更に、私が、コメントを入れて行くという作業です。
ディスプレイの画像と、印刷した写真の色合いが違ったり、
まず、普通紙で印刷して、これでOK!と思い、
アルバムが用の紙に印刷すると、これまた色が違う
そんなこんなで、中身は出来たものの、
「表紙はどうしたら良い?」
「裏表紙はどうしよう?」
「余るページはどうしよう?」
と姉に相談した結果、
クリアーファイルの表紙が透けるので、
最初のページに表紙のページを作って差し込む事にしました。
姉が、演奏会の時どきに撮ってくれた写真を調べてその中から、
2枚を選び、加工して表表紙を作ってくれたのです。
また、立派な、味のあるアルバムの題字は、
開宴一時間前位に急にお願いして
社中のお嬢さんのお父様に書いて頂いたものです。
突然、電話でお願いして、ささっと書いて届けて下さったのですが、
丁度、記念写真を当に撮ろうとした時に間に合ったのです。
その事一つにしても、
米寿のお祝いが皆さんの愛情の賜物であると感激したのでした。
そして、表表紙の裏のページには、
先生にインタビューして作成した略歴を差し込みました。
更に、裏表紙には、いずみ会一同からの簡単なお例文を入れて、
アルバムが完成しました。
完成した時には、
「いいのが出来たわ」
と、自己満足かもしれませんが、本当に嬉しかったです。
姉が協力してくれなかったら、
こんなに良いアルバムが完成する事はなかったでしょう。
早速、先生にお届けすると、
菊泉明自先生は、しみじみとこう仰るのです。
「大連で生まれて、良い生活をしていたのよ。
それが、戦争で辛い思いをして苦労をして来たの。。。
戦争や引き揚げの話は、
体験した者でないと話をしても分からないと思って
人に話した事はなかったのよ。
誰でも、生きていれば88歳という歳になると思っていたけれど、
私は、立派な米寿のお祝いをしてもらって。。。
会は、カラオケがある訳でもなく、大きな声で騒ぐわけでもなく
それでいて、楽しくて、穏やかで、本当に良い会だったわ。
出席した人からも、
「本当によい会でしたね。」とか、
「お招きいただいて嬉しかったです。」とか
「体調に不安があって欠席としていたけれど、
出席して本当に良かった。」
「お料理も本当に美味しかったですね。食べきれない程でした。」
など等、沢山のお礼のを頂いたのよ。
その上、こんなに立派なアルバムも作ってもらって・・・。
私は、色々苦しい思いもして来たけれど、
歳をとった今、本当に幸せだわ。」
と涙ぐまれました。
その、涙を見た時に、
心から、
「アルバムを作って本当に良かった」
と思ったのでした。
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