【癌と闘う】
という言葉は、癌になると一様にお使いになるのを見聞します。
その中でも特に
1993年9月6日、会見を開いたフリーアナウンサー
逸見政孝さんの口から発せられた言葉を鮮明に覚えています。
さわやかな方でしたねぇ。
その時私は39歳
28歳の時に余命3ケ月の胃癌を克服し市会議員になっていました。
まだ、ひょうたん水は完成していません。
逸見政孝さんがTV
で
【癌と闘ってきます】
の言葉を聞いた時![]()
、
癌と闘って助かる訳がない![]()
果たして・・・・![]()
と考えた事を思い出します。
結果的には、
記者会見から3か月後に帰らぬ人になってしまいました![]()
とても残念で悲しかったのを思い出しました。
癌に限らず、どの病気も
自らが生きてきた結果です。
自分が自分と闘って勝つ訳がないのです。
何故なら、発症するまでの期間のほうが長いからです。
自分自身の生き方・考え方・心のあり様・善悪の判断基準等々
良いと思って生きて来た結果が今現在の姿なのです。
今現在の姿が、自分の望まない結果であれば
自分の生き方・考え方・心のあり様・善悪の判断基準等々に
何か手落ちや、判断の違い等があるという事になります。
それらを正して行く努力をせずに、
【病と闘う】事をしても、到底勝ち目はありません。
たとえ手術やお薬で一時的に良くなったとしても
それはあくまで一時的なものでしかありません。
その証拠に、再発するのです。
癌になったら、病気になったら
素直に、癌に・病気に向き合って下さい。
そして、自らを振り返り修正・是正していく努力をする事です。
私はこんな性格なのよ![]()
私の癖なのだから仕方ないのよ![]()
と自らを変える努力をしない人は
自分の望まない結果を手にする道を歩むだけなのです。
人生は人それぞれです。
一時的に良くなっても悪くなる道を選ぶのか
一時的に悪くなっても良くなる道を選ぶのか
選ぶのはあなた次第です。