大分市美術館で開催されている
【永遠の日本美術】展
に芸術の秋に...と行って来ました。展示されている日本美術の作品はどれも素晴らしかったです。
これ程の作品に昇化させた絵師、刀匠や職人の不断の努力とそれを形にする事の出来た社会を考えました。
より良く高みを目指す高邁な精神性、ものに向き合う姿勢の自覚等々
平和であったればこそ培われた気質であったのではないかと思います。
平和を享受し平和ボケしているといいますが三百年続いた徳川幕府に比べれば、戦後たかだか80年にも満たないのだと気付きました。
更に精神性を高めるのではなく、物や金、情報等に振り回わされている現在の日本と日本人は、本来の日本人気質を失われつつあることを危惧する方々も多いのではないかとも思いました。
更に、江戸時代を映画や時代小説で語られている事を鵜呑みにしがちですが、ちょっと違うんじゃないかしら?
等と考えさせられた美術展でした。
作品の一部と大分市美術館からの景色を紹介します。m(__)m
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