ネットショップの仲間の一人が私のHP
http://terumi.hyoutansui.net/index.php?FrontPage
を見て感動しすごく刺激を受けましたとご自分のブログ
ゆかいの「ありがとう日記」
http://plaza.rakuten.co.jp/yukai810/diary/201010230000/
で私の事を紹介して下さいました。
ネットショップの方が紹介して下さるのは初めての事なので、本当に嬉しかったです。
ゆかいの「ありがとう日記」
は、認知症のお母様を中心に家族の日常を綴っていらっしゃいます。
ご自分も認知症のお母様を抱えていらっしゃるので大変な筈ですが、
ブログからは、陰鬱な感じは伝わってきません。
それどころか、認知症のお母様を支えるお嫁さんの優しさ、
ゆかいさんのお母様に対する想いが伝わってきます。
認知症の介護は本当に大変です。
実は、私の母は、
認知症(当時は老人ボケと言っていましたが)で寝たきりになった姑を
幼い私達三人の子育てをし、お商売をしながら、7年間一人で看病してきました。
いわゆる認知症でも、半身不随で動けなかった事が
かえって一人で看病する母にとっては良かったのかも知れません。
最後まで舅姑を看取って数十年後、
その母が癌で、最後の一ヶ月間を入院したのは12月の事でした。
AM 6:00 病院から帰宅
掃除・洗濯・仕事の段取り
AM 7:30 朝食の介助の為に病院へ
AM 8:30 市役所
議会
PM 0:15 昼食の介助の為に病院へ
PM 0:50 市役所
PM 5:00 帰宅
PM 5:30 夕食の介助の為に病院へ
PM 6:30 帰宅
仕事の整理や入浴、漢方のペースト作り
PM 9:00 付き添いの為に病院へ
ソファーで仮眠を取りながら母の付き添いをしていました。
完全看護の病院ではありましたが、
母は辛抱強い人でしたので、どうしても・・・という状態になるまで我慢するのです。
ですから、せめて、死を間近にした母に少しでも無理をさせない為に付き添いを認めて頂いたのです。
約一ヶ月の間この様な毎日でしたので、その間の睡眠時間は実質3時間あったでしょうか。
当時、市議会議員をしていましたので、
定例議会もあり、自分の仕事もありという状況ありながら、
必死に看病できたのも、そんな母の姿を幼い私の心に残っていたのかも知れません。
母が癌と知ってからは、癌に効くと聞けば漢方薬を。
癌に効果があるという健康飲料などもどれ程飲ませたか分かりません。
最終的には病院のお世話になったのですが、
入院した時には既に母の腹水は溜まり、お腹がパンパンになっていました。
医学的な処置をして頂いても、
民間療法で、腹水を出す効果があると教えて頂いた時には迷わず、その方法をしました。
それは、ヒマや彼岸花の球根をジャガイモと一緒にすり潰してペースト状にしたものを湿布するというものです。(勿論、自分で作るのです。)
人からどの様に思われるかよりも母を少しでも楽にさせてあげたいの一心からした事でした。
出来る限りの事はしましたが、それでも、悔いが残ります。
そして、この体験がひょうたん水を作るキッカケになったのです。http://hyoutansui.jp/
ゆかいさんは、ネットショップを運営されているだけでなく、ご自分もガラス彫刻工芸作家
として活躍されているので、お母様の事とお仕事の両立は本当に大変な事と思います。
それなのに、明るく毎日を過ごせているのは、
感謝の気持ちを持っていらっしゃるからだと思いました。
そんな方が作られる作品は、
さぞかしプレゼントした相手の方に喜ばれるに違いないと思います。
http://www.atelier-pigeon.com/kogei/11prof.htm
また、そんなゆかいさんに出会えたトンゼミhttp://www.tonsemi.com/ にも感謝しています。
ゆかいさんが、お母様に対して、少しでも悔いの残らない様にお世話出来ることを祈っています。