宮脇貴司 ピアノリサイタルに行って来ました。
宮脇貴司氏は佐伯から1時間ほど でかかる旧蒲江町出身です。
ピアニストになるには決して恵まれた環境で育った訳では有りません。
ですから現在、ピアニストとして活動されるに至るまでには、
どれ程の努力を積み重ねて来られた事かと察せられます。
だからこそ、有志が
「宮脇貴司 ピアノリサイタル」
を地元で開催するよう段取りをしていただけたのではないでしょうか。
勿論、
地元でリサイタルを開くにはそれなりの実力が無ければ
その様な有志が現れる訳もありませんから。。。
それにつけても、
故郷での初めてのピアノリサイタルでしたので、
格別の想いがあったのではなかと思われます。
聴衆も知人・友人・親戚の人など、
一般的なピアノコンサートとは一味も二味も違う顔ぶれの様でした。
演奏曲目は
G.F.ヘンデル シャコンヌ ト長調 HWV435
D.スカラッティ ソナタ集より K.8 K.9 K.98 K.298 K.450
J.Sバッハ イギリス組曲第2番 イ短調 BWV807
B.バルトーク
子供のために 第一巻 Sz.42
トランシルヴァニアの主題によるソナチネ Sz.55
ルーマニア民族舞曲 Sz.56
ピアノソナタ Sz.80
アンコール
ショパン 1番
ショパン ノクターン
ショパン 英雄ポロネーズ
まさか、アンコールで 英雄ポロネーズ を聴かせてもらえるなんて思ってもいませんでしたので、
事の外、満足したピアノリサイタルとなりました。
(私は、この英雄ポロネーズが大好きな曲の一つなんです)
お近くで
宮脇貴司さんのピアノリサイタルがあったら是非聴きに行って下さい。
お願い致します。m(_ _)m
写真は、「英雄ポロネーズ」を弾ける様になりたい
と楽譜は持っている高校生とのツーショットです。
この男子高校生は、幼い頃、毎月病院にかかるほど体が弱かったのですが、
今では、そんなに弱い体だったとは思えないほど体格も良くなり、
中学から続けている陸上部で頑張っています。
体等の弱かった子供達が、ひょうたん水を使いながら健やかに育つ姿を見るにつけ、
「ひょうたん水を開発できて幸せ」
「私って、本当に幸せ者だわ」
とになるのです。