研修の帰りに、くじゅう花公園に行って来ました。

これは、研修の後で頂いた昼食のお弁当です。

全て地元の材料で作っているということでした。

勿論、内陸部にあるので、タコと海老は違うとは思いますcoldsweats01

右側の折の中央にある金箔のついたものは何だと思います?

実は、人参と大根をロープの様に巻きつけたナマスなんです。これがまた美味しいですよdelicious

くじゅう花公園http://www.hanakoen.com/ のサルビアです。

手前の黄色い花は、巨大なマリーゴールド

赤、白、紫の花は全てサルビアです。

コスモス畑も綺麗でした。黄色いコスモスやダリアのようなコスモス

手の平サイズのコスモスなど等種類も多くて楽しめます。

ストックの区域は甘い香りが漂ってウットリします。

是非一度おいで下さいsign03

本当は、季節ごとに行かれると良いですよね。

芝桜

チューリップ

ポピー

ユリなど等。

その時々に、ストレス解消の為に癒やされに来ては如何でしょうかsign02


(社)法人会大分県連女性部会研修会

大分県豊後大野市にある「神楽会館」で

法人会http://www.zenkokuhojinkai.or.jp/toppage_a1.htm

の大分県内の女性部会の研修会がありました。

【講師】 三重税務署の総務課長 緒方伸泰氏

【演題】 今日の自分があるのは・・・

でした。自分の人生で折り目節目に女性の影響があったのだとお話をされました。

女性部会の研修でしたので、そういう内容にされたのでしょう。

その女性とは、お母様、奥様と、女性部会の方でした。

税務署の方には珍しい経歴をもつ緒方伸泰氏の講演は、

「人間。その気になれば出来る!」

「なりたい!と思っても、なれる訳ではない。」

「なる為の能力をつけなければ絵に描いた餅にしかならない。」

「恩を知り恩を返す事の出来る人間になる事。」

「親の子育てのあり方は。」

等と言うことを受け止めました。

中学校の時バスケットで全国制覇したチームのスターティングメンバーだったにも拘らず、

高校に入ってからは、身長が170cm位と言う事で、控えの選手となったことで、

荒れて暴走族の頭を張っていたと言うのです。

親の召喚が6回謹慎が2回云々

お母様から、

「お前は私の子だから、頑張れば出来る!」

といわれたのが頑張る力になったのかも知れない。

そして、高校3年生の夏休み前に謹慎になった時に、

「税務大学に行って欲しい。」と言われ、

6回も頭を下げさせた親を喜ばせたいsign01の一心で、頑張って勉強した。

10月の受験では、

1学年300名のその高校から50人が受験して

2人合格した内の一人に入ったのだそうです。

(ほんとに凄いですよねぇshine一体どんな勉強の仕方をしたのかしら。。。sign02

随分前に、伊丹十三監督・脚本の

「マルサの女」という映画がありましたが、ご存知でしょうか?

私が映画館で見た数少ない映画の内の1本です。

本当に面白い映画でした。「マルサの女2」も勿論見に行きました。

 

その「マルサ」こと国税局査察部に所属していた頃のお話は、

映画の記憶とも相まってとても興味深かったです。

ところで、マルサになるのはとっても難しいのでっすってsign03

マルサになりたいと思っても、

例えば一つの税務署に200~300人いるとすると、

その職員の中でトップにならないとマルサに行けないのだそうですよ。

ですから、必死に努力しないとマルサにはなれないのですね。

マルサってエリートなのね・・・と初めて知った私でしたcoldsweats02

また、税務署は、税務大学だけではなく、

配属された後にも本科研修の為に税務大学に行く事があるとの事。

それも、全国から500人だけだそうで、これまた狭き門ですね。coldsweats01  

勿論、その時も合格しているのですよ。wobbly(すごーいsign03

 

これも、お母様の「税務大学に行きなさい」と言われたのがキッカケだったそうです。

本科研修の為に税務大学に行く為の試験勉強を

午後9時から午前3時まで毎日勉強したそうです。


何故、そこまで頑張ったのか・・・。
実は、お母様が胃癌で余命3年と宣告されていたのだそうです。
そこで、お母様に恩返しをしたいと必死になって勉強したのだそうです。

ところが、残念な事に、卒業の3日前にお母様はお亡くなりになってしまいました。
学校は、卒業式の前ではありましたが特別なはからいで、卒業証書を下さったそうです。
その卒業証書をお母様の棺に入れて送り出した時に、
「少しは恩返しが出来たかな?」と・・・。

 

私は、暴走族をやっていたとはいえ、

親を思う気持ち、恩を知り恩を返すという思いを失っていなかったからこそ、

この努力が出来たのではないかと思います。

この思いは、心に愛がなければ出てきません。

ですから、きっとお母様が愛情深く育てられたに違いないとのだろうと思います。
心の芯にお母様の愛情がシッカリと詰ま込まれていたのでしょう。
だからこそ、いくら一時的にグレても、修正が出来たのではないでしょうか?

 

 

更に、いくら勉強しても、基礎が全く出来ていなかったら、

おいそれと、受験競争に打ち勝てる訳がありません。

ですから、暴走族に入る前までは、バスケットだけでなくお勉強もしていたんだろうと思います。

 

 

それを考えると、如何に幼児期・幼少期の子育てが大切かが分かります。

世の中には、「保育所に預ければ良い。女性も外で働くべきだ!」という主張をする人もいます。
けれども、果たしてそうでしょうか?
親の愛を子供の心の芯にどれだけ詰め込める子育てが出来るかどうかで、
その子の人生が概ね決まるような気がしました。

 

1時間がとても短く思える講演会でした。こんな講演が聴けるのも法人会のお蔭です。
法人の方でまだ未加入の方は、法人会のメンバーになる事をオススメします。