ヒロイモノ中毒 自衛官を取材して聞いた話
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転載開始
今週ラジオでジャーナリストの人が自衛官を取材して聞いた話をやってた。
西の方のある駐屯地から災害派遣され事になった部隊の話。
災害救助の活動に必要な資材や装備は当然隊として準備し、
出発前に徹底的に点検する。
隊員の持つ背負い袋なんかも全部
それらを開けさせて部隊長が確認する。
決められた装備をちゃんと持っているか、
軽くしようと携行品を抜いたりしてないか、
また、
隊員達はよく指定装備を詰めた空きスペースに、
タバコとか菓子とか音楽プレーヤーみたいな物、
小説など、休憩時にちょっと嗜むものなんかを入れてるが、
不適切なものは持参してないか、など徹底的に調べる。
で、さっそく隊員の袋を開けさせたら、
赤ちゃん用の缶ミルクがごろごろ出てきた。
自衛隊も公務員で、
特に色々と制約がありもちろん災害派遣においても、
例え救援になる物資でも任務と別に
個人の判断で運んだりするのは禁じられている。
「なんだこれは!」
「はい、ミルクです!」
「なんでこんな物を持っている!これは貴様が飲むのか!飲むんだな?」
「はい!自分が飲むためです!」
「ならばしょうがないな。」
というやり取りの後、点検は続けられたが、
その隊員だけでなく、他の隊員達も様々に
ミルクや離乳食なんかを自費で詰め込んでいた。
そしてこの件は将官にも報告が有ったが、
誰もそれを下ろせとは言わなかったそうだ。
転載終わり
なんて優しい人達でしょう
もしも支援に行った先で赤ちゃんがいたら・・・。
ストレスでお乳が出なくなったと言う母親の事も報道されていましたよね。
おにぎりはあっても、離乳食はないだろうから・・・。
自衛隊は公務員ですから、色々規則は厳しいのは当然です。
処罰を覚悟の上で自費で缶ミルクや離乳食を用意し
聞かれたら、
「はい!自分が飲むためです!」
と答える姿は何とも言えず胸が熱くなります。
また、
「これは貴様が飲むのか!飲むんだな?」
「ならばしょうがないな。」
と念押しした部隊長や
「おろせ」と言わなかった将官の粋な計らいが嬉しい
全てを杓子定規で計らないところや
心情を阿吽の呼吸で汲むとるところは
さすが日本人
日々、自衛隊の皆様には
災害支援をして頂いている事に心から感謝致します。
こんなに国民の力になって下さっている自衛隊の事を
「自衛隊は暴力装置」
と言った元内閣官房長官
現内閣官房長副長官 仙石由人氏や
「自衛隊はいらない憲法違反だ」
と主張する人達は、
この様な自衛隊員の活動をどの様に捉えているのでしょう
全国の民主党党員や社民党党員、日教組など等
自衛隊に反対している人は、この大災害の時こそ、
「自衛隊は必要ありません私達で災害復旧支援をします」
と組織を挙げて活動されては如何でしょうか