今朝、お悔やみに行ってきました。
自分が考えられる精一杯の事をしても、愛する人が亡くなると
ああすれば良かった
こうすれば良かった
ああしなければ、こうならなかったのでは無いか
もし、あの時・・・
等など、悔やまれる想いは募ってくるものです。
しかしながら、私の体験から言いましても、
一周忌(むかわれ)・三回忌・七回忌が節目となってその想いを整理していく事ができますし、
また、そうしなければならないと思います。
残されたご主人は、会社を設立し、社会的立場もお持ちのかたですし、勿論、気丈なかたです。
けれども、
奥様の最後に至るまでの経緯を私にお話される時には、
たとえ、悲しみなどを、こらえてお話をされていても
奥様の急転直下の体調の変化や、悔しさや、悲しさなどが、伝わってきました。
大柄な体が、心なしか、小さく見えたのは気のせいではなかったと思います。
『この薬が、この治療法が、癌に効く! 癌が治る!』
という情報が巷に沢山流れています。
しかしながら、
この方の治療の詳しいお話を伺っていて、
『この薬が、この治療方法が、癌に効く! 癌が治る!』
と言ってはいるけれど、
そんな薬や治療方法が、本当に、この世にあるのかしら
と考えてしまいます。
手術もせずに、一服のお薬も飲まずに、余命3ヶ月の癌を克服した
と言う、私自身の体験の事実を信じられなくて当たり前だとも実感した一日でした。