臼杵石仏を30年ぶり位に見に行ってきました。
国宝に指定されているので、大方の人は知っていらっしゃる事でしょう。
30年前は、大日如来様の頭部は、下に落ちていました。
今は、修復されて、頭部は、大日如来様のお体に乗っています。
その修復が良かったか悪かったかは、夫々に意見があるようですが、
30年前に訪れた時には、
自分の目線の置き方で、どの様にも見ることが出来た上、
頭部は下に落ちてはいるものの、まるで据え付けたかの様に、
お体の正面にあった大日如来様のお顔は、自愛に満ちている様に思えたのを思い出しました。
修復されて、本来のお姿に戻ったのかもしれませんが、
頭部がお体の正面に落ちていた時の方が、
見る人が各々のその時々の思いでその表情を見る事が出来たのではないかしら
と感慨にふけてしまいました。
ところで、臼杵石仏の周辺は整備されていて綺麗でした。
ここには、古代蓮の池もあります。
古代蓮は、
一日目は三分咲き、2日目は五分咲き、3日目は、満開
という咲き方をするとの事。
夏に古代蓮に会いにもう一度訪ねて見たいと思っています。