元に戻せないの?
酸化して錆びつくフライパン
鉄のフライパンを思い浮かべてみて下さい。
鉄のフライパンは日頃から十分な手入れをし、大切に使えば一生ものと言われています。
そのようなフライパンはたとえちょっと手入れを怠ったことがあったとしても、しっかりとした被膜が形成されている為、即、錆に繋がるという事はありません。
しかし、使い始めの焼き入れや日頃の手入れが不十分なフライパンは、空気や水分などでひとたび錆びつくと、錆が錆を呼び、一気に錆だらけになってしまいます。
これが鉄の「酸化」で、空気中などの酸素と結合して酸化鉄となったのです。
人の酸化ストレス
この鉄のフライパンを人の体に置き換えて考えてみましょう。
日頃から規則正しい生活を心がけ、できるだけ酸化ストレスを避けるとともに、酸化ストレスに打ち負けない精神と肉体作りに励んでいれば、しっかりとした土台があるため、ちょっと無理をしてもすぐに回復できます。
日頃から酸化ストレスにさらされ続け、手入れをしなければ、すぐには回復不能な状態になります。
フライパンの錆びはフライパンからの「手入れが不十分だよ!」というメッセージです。
人も同じように体調不良や病気は「汚れが溜まってきたよ、綺麗にして!」というメッセージと考えられるのではないでしょうか?
次は、体のサビを落とす方法を説明していきます。