癌が治らない理由

一生懸命、治療しているのに癌で亡くなる人が多いのは何故でしょう?
それは・・・            
癌と闘って勝とうとするから治らないのです。
病巣さえ取り除けば治ると思っているから治らないのです。
癌の三大療法、「手術、抗癌剤、放射線治療」を行った先は
再発、転移というもっと厳しく辛い「茨の道」を歩むことになるかも知れないのです・・・。

一般的な癌治療のプロセス

  1. 早期発見
      ↓
  2. 早期治療
      ↓
  3. 癌の患部を取り除く(手術)
      ↓
  4. 癌を抑える(抗癌剤治療)
      ↓
  5. 癌を叩く(放射線治療)

これらが、西洋医療現場での癌に対する大方の治療方針だと言う事は一般的に認識されていますし、早期発見・早期治療が大切なことに対して誰しも異論は無いと思います。

早期発見する為に医療機器もより正確な検査結果を出す為に次々と開発されています。PET(ペット)もその一つです。

※ PET検査は、がん細胞が正常細胞に比べて3~8倍のブドウ糖を取り込む、という性質を利用して、ブドウ糖に近い成分(FDG)を体内に注射し、がん細胞に目印をつけます。
しばらくしてから全身をPETで撮影すると、ブドウ糖(FDG)が多く集まるところがわかり、がんを発見する手がかりとすることができるという検査です。
(参考サイト:PET検査とがん治療講座

そして、治療法として、インターフェロン治療(サイトカイン療法)などが開発されて来ました。

※ インターフェロンは、「ウイルス増殖を非特異的に抑制する因子」として、悪性腫瘍に効果があるとされ、抗癌剤や白血病、肝炎の治療薬として発展しています。
(参考サイト:Wikipedia「インターフェロン」


また、その他の療法として、熱に弱い癌細胞を43℃前後になるように加温する「温熱療法」や、癌細胞に免疫反応を増強するような遺伝子を導入する「免疫遺伝子療法」、金属針の先端から液体窒素を用いマイナス185度の超低温で冷却した高圧ガスを噴出して癌組織を凍結し死滅させる「凍結療法」など様々な治療方法が開発されてきています。


医療機器メーカーも、製薬会社も、高度先進医療、新薬開発に血道をあげていますが、現実問題、癌患者は減ったでしょうか?癌患者は年々増え続けているのが現実ではないでしょうか?
そして、西洋医学の最先端をいくアメリカでは既に抗がん剤治療はしていないようだとの情報も漏れ聞こえて来る様にもなりました。この事からも、抗癌剤では、癌は治らないという現実が見えてくると思うのですが・・・。

癌になった原因はあなた自身にあります

「どうして、自分は癌になったのだろうか?」と、問いただす時、小さなお子さんや、放射能汚染などによる外的要因は別として、他人のせいにする事ができるでしょうか?


ある日突然癌になるわけではなく癌になるまでの、毎日の生活を営んできたのは自分自身なのです。生活習慣病と呼ばれるのもその為です。
勿論、遺伝的な要素、周囲の環境やなどの要因も関係してきますが、基本的には、自分自身の生き方の結果です。


体の細胞一つ一つ、体の臓器の一つ一つの良い結果も悪い結果も自分自身が生み出したものだと私は考えています。

と言いますのは、「癌(ガン)」と聞くと、いかにも恐ろしい化け物のような印象を受けますが、癌そのものは、元はといえば自分の細胞に他なりません。

健康であった細胞がある日、疲労やストレスがたまって体の抵抗力(免疫力)が低下すると、遺伝子に障害が起きて、癌の赤ちゃんという、まわりとの秩序を保とうとしない細胞ができます。
実は、このような細胞は毎日いくつもできていると言われています。

ゆっくり休養し、免疫力が回復すれば、そのような細胞はすぐに消えるのですが、回復しなければ、次の日もこの細胞は増殖を続けます。
この事からも、癌を治すには、手術で取り除くのではなく免疫力を高めればよいと言う事が分かります。


そして運悪く10年もほっておかれると直径約1cmの癌の塊となります。 これが、「早期癌(早期に発見された癌)」といわれるものです。


私の場合も、癌を発症したのは28歳の時でしたが、中学生の頃から時々胃痛があり薬を飲んでいました。
診断した医師は、「急に癌にはならない。きっとその時から、癌の芽が出来始めていたのだろう。」と言われました。

早期発見・早期治療と言いますが、癌は長年かかって癌と分かるのであり、1cmを越すと加速度的に癌は大きくなりますから、発見されて良かったというものの、実際の所、ちっとも早期ではないのです。
10年間の偏った生活習慣の積み重ねの結果がおそろしい癌となるのです。


癌になるまでに飲食して来たものは勿論のこと、ストレスや自分自身のもの事の考え方などが、知らず知らずのうちに、癌細胞と言うものをうみ出してしまったと考えられるのです。

つまり、そういった、自分自身の生き方、考え方、心の有り様を変えない限り、たとえ病巣を取り除いたとしても、癌になったそれまでの生き方を続ければ癌が再発してもおかしくないのです。

癌における完治とは?

病気における完治には、色々な定義がありますが、がんについては、「5年後に再発無く生存しているかどうか」ということを基準にすることが一般的です。所謂「5年生存率」というものです。


例えば、風邪が治ったかどうかは、発熱の程度や咳や喉の痛みの具合から、自分自身で判断することが可能です。また、胃潰瘍や急性虫垂炎などでは、医師が検査の結果を見て、「診療は一旦終了です。また、症状があれば受診してください。」ということになると、とりあえずは、治ったということになります。


しかし、癌については、少々事情が異なります。


手術などの治療が終わって、その後、退院となっても、その後、定期的に医療機関を受診し、多くの場合には投薬治療を受けながら経過を観察していくということになります。これは、癌が、転移・再発を起こす可能性があるからです。


では、癌になったあと、ずっと転移・再発がないかを見ておかなければならないかというと、決してそうではありません。
従来の研究の結果では、ほとんどの癌で、治療終了後5年間(乳がんや甲状腺がんなどでは、10年)で転移・再発がなければ、「完治」と言われているからです。


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