結果を生み出すのは一日一日の積み重ねです

生まれてから、一日一日を積み重ねて今があります。
ですから、今現在が、自分自身の積み重ねてきた人生の集大成と言えます。


私は余命三ヶ月と宣告された胃癌を完治させただけでなく、
多くの持病というものも概ね解消してきました。


誰でも悪くなろうとか、不幸になろうとか、
あるいは、病気になろうとして生きている訳ではありません。
良くなる為や幸せになる為に生きている筈です。


ですから、癌になったり、様々な病気をするという事は、人生の階段を昇っているつもりでも下る人生を送っていたのだと言う事になりませんか?


私は、その事に気付いたのです。


そして、人生の階段を昇っているつもりでも実は癌に繋がる下る人生を生きて来たのだと癌を患った結果を通し認めました。そして考えたのです。
人生とは・・・。病気とは・・・。命とは・・・。
何故生きるのか。何の為に生きるのか。
何故病気になるのか。病気の原因とは何か。等々


癌を始め沢山の病気を乗り越える努力をする間に、今まで自分の持っている知恵知識・情報や体験などを洗い流しました。一つ一つの事に対して本当に良かったのかどうか、本当に正しかったのかどうかを何故良いのか、何故悪いのかを理由を考えながら改めて考え直しました。悪い点は修正しつつ、新たな知恵知識を取り入れ、真理というものを見つけ出す努力をしてきたのです。

そして身につけてきたものの考え方、捉え方、判断の仕方などを求める人には伝えてきました。
その結果、自分の姿を始め、私の指導を実践して下さっている方達の姿を見るにつけ実感するのです。
私の指導は間違っていない・・・と。

何故なら、実践されている方は、毎年毎年、良くなっているからです。
年を重ねる毎により健康な姿になっています。
勿論、肉体的に健康と言うだけではありません。ものの考え方にしても、心の在り様にしても、と言うことです。

「昨年よりも去年。去年よりも今年。と幸せが大きくなった。
来年ももっと幸せになる様に頑張ります。」

と自信を持って言える生き方をされているのです。

これらの事からも、苦しく辛い状況という事は、階段を昇る努力をして来たつもりが人生の階段を下っていたという事実。そして、私が癌や沢山の病気や苦しみを克服する間に身に付けた考え方や、捉え方等が、人生の階段を下るのを止め、昇る階段を歩む姿になる力になっている。
と自信を持って言えるのです。


その実体験からも、「いつか良くなるだろう。」「そのうち良くなるだろう。」「良くなれば良いな。」等という漠然とした思いで毎日を過ごしていては、決して望む結果を手にする事は出来ません。

何故なら、悪くなった方法手段や考え方しか持ち合わせていなくてどうして良くなるでしょうか?そのうち良くなるでしょうか?

悪くなる為の知恵や知識は持っていても良くなる為の知恵も力も無い事を自覚しなくてはなりません。



「いつか良くなるだろう。」「そのうち良くなるだろう。」という淡い期待を抱きたい気持ちは、癌を宣告されてから完治するまでの6年間を体験した私には痛いほど分かります。
けれども、その様な甘い気持ちは、その内打ち消されてしまう事になるのです。


勿論、癌に限らず、鬱などの精神的な病でも、「いつか良くなるだろう。」「そのうち良くなるだろう。」という淡い期待を持って今まで通りの考え方や方法手段で生活をしていても、すぐに酷くなるわけでは無いでしょう。

時には、「少し落ち着いた。」とか、「何だか調子良いみたい。」と思える時もある事と思います。そのような時には、「このまま、良くなるかも知れない。」「きっと、良くなるだろう。」と思うのが当然だと思います。



ですから、今迄の考え方や方法手段を根本的に変える努力をするはずがありません。
それは、それまで執ってきた方法手段や考え方を根本的に変える努力をしないだけでなく、他に方法を知らないからです。
つまり、今までの生き方で何とかならないかしらと考えているからだと思います。
残念ながら、その様な事では癌を初めアトピー等のお薬では治せないという病気や、欝などの精神的な病を治せる事は難しいと私は思います。


そして、ある日どうにもこうにも出来なくなって、すぐに治る方法は無いかと右往左往するのです。

そうです。結局、棚ボタを望むのです。

かく言う私も、
「この世に棚ボタとか裏技的に病を治すものが在れば良いのにね。」とは思います。
けれども、棚ボタは決してありません。

確かに、世の中には、使えば恰もすぐに良くなる様な事をうたい文句にした商品や情報があふれていますが、果たして、棚ボタの結果を手に出来る様なものが此の世に有るでしょうか?


あれが良い。これが効くなどと振り回された結果、ある日これでは、この方法では無理だと気づくのかも知れません。気付いた時には時既に遅し。もしかすると手遅れになる可能性も考えられるのです。


手遅れにならない様に、まだ間に合う間に方向転換してほしいのです。
一日一日の良くなる為の努力の積み重ねが、何時の日か「良くなった。」と言う結果に結びつきます。

自分自身の一日が本当に良き方向に歩んでいるのか、良いと思っても悪い方向に歩んでいるのか良くよく考えて判断し行動して行かなくてはなりません。


一日の階段を昇る一日の階段として行くのです!!
ひょうたん水を使いこなす方にはその為のアドバイスをします。


かけがえの無い人生を、悔いを残す一生にするのかどうかは自分自身の責任なのです。

次のテーマは『癌の完治について』です。
まずは、私自身の体験を通し『癌を完治する為にしてきた事』からお話します。