癌の経緯 ~昭和57年から平成7年まで~

【 医師との会話 】

私

私-------「手術は受けません。」


医師

医師-----「運び込まれた時は、意識が無いかもしれないよ。その時は、どうするの?」

私

私-------「自分の意識が無い時には、家族の判断に委ねるしかありません。」

医師

医師-----「手術をしないのなら、うちでは診れません。」


友人

「・・・実は・・・ドクターが、『1ヶ月で4倍の大きさになっているから、このままで行くと、恐らく、3ヶ月しかもたないだろう。』と仰っているの。あまりに、貴女がのん気でいるものだから・・・」

と、医師法の関係で、本当は、伝えてはいけない立場でありながら、私の為に本当の事を伝えようかどうしようか悩み、彼女自身が胃潰瘍になってしまいました。


医師

医師----「今年中に手術をしなさい。何処の病院でも構わないので、紹介しますから 今年中に手術をしなさい。」

医師

医師----「手術をしなければ、決して5年は生きない。もしも、5年生きたら、僕の首をあげる。絶対に5年は生きないよ!」


医師

医師----「お盆までは大丈夫でしょう。」


医師

医師----「クリスマスが迎えられたらお祝いをしてあげよう。」



クリスマスを迎えられ、「生きられて良かったね。」と食事をご馳走になり香水をプレゼントして頂きました。ゲランの【ミツコ】は私にとって特別な香水となりました。

医師

医師----「手に負えないので、南海病院に連絡します。」


気管支炎・肋膜炎・腎炎・肺血症・尿毒症・肺炎と診断され即入院

たまたま、宿直医が私の癌を診断した先生だった為、

私

「癌の治療をしないのなら入院します。」
と申し出ました。


寝たり起きたりの生活が夏まで続く

お世話になった織部先生と。

次のテーマは『病気についての基礎知識』です。
まずは、『全ての病気は、血液の汚れから』についてお話します。